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ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

高橋美香さんのこと。

2011年3月26・27日に行われる「あいおいブックラボ」のイベントとして、フォトグラファーの高橋美香さんによる写真展とスライドトークが行われることとなった。

■展示『高橋美香 写真展―パレスチナ・そこにある日常』@あいおい文庫
3月26日(土)〜4月6日(水)

■スライドトーク『がんばれ、ハイサムとうちゃん』@あいおい文庫
3月26日 (土)12:30〜14:00
お申込はコチラ⇒あいおいブックラボ公式ブログ

パレスチナと聞いて思い浮かぶことは?」
パレスチナの話がでると、たいていそんな一言からはじまるような気がする。
ちょっと知っている人なら、「紛争」「自治区」「投石」「難民」…いや、なんにも思い浮かばない人だっているだろう。それもこれもみんなパレスチナなんだろうと思う。
いわゆる「パレスチナ問題」はとっても根が深く、ここでそれを語れるほど僕自身も解ってはいないし、にわか仕込みで語れるような内容でもない。だから、僕の感じたままだけをここで伝えたい。

僕は、今回のイベントの打合せではじめて高橋美香さんとお会いした。そのときの印象は、「まっすぐであたたかな目をした人だなあ」というものだった。でも、実はそれに気がついたのは美香さんと別れてしばらく経ってからだった。
戴いたばかりの『パレスチナ・そこにある日常/高橋美香 著』(未来社)を帰りの電車の中でわくわくしながら読み始め、しげしげと美香さんの撮った写真を見つめていた。そして、本の中の「パレスチナの人びと」と目が合ったときに「あっ!美香さんの目だ」と気づいたのだ。

パレスチナ・そこにある日常

パレスチナ・そこにある日常

僕はアートに疎い。日常的に直感だけで生きているようなところがあるので、アートについてもやはり直感だけで取り込むようになる。なので、今回も写真がどうのこうのと云うつもりはない…が、とてもいい。すっと届く。写真だけでもっと見てみたいとすら思った。写真というものが日常をどのように切り取るのか僕には解らない。だから、直感的に「ファインダーごしに人を見ると、撮る人と撮られる人が同調するものなんだな」と勝手な解釈をした。だって、この本に出てくる人たちは、みんな「まっすぐであたたかな目をした人」ばかりなのだから。


悲惨なことばかりが日常ではない。逆に美しいことばかりが日常でもない。だけど、やっぱり人の笑顔というのは美しくて、その美しさこそが日常を彩るのだ。どこの国に住んでいようと、どんな状況にあろうと、その美しさに変わりはない。笑顔のある日常には、僕らと同じ「生活」があって、「絆」があって、「夢」だってあるのだ。そんな「ありのままの日常」をファインダーごしに切り取った写真展からは、“日常の彩”に包括された“幸せの力”が感じられる。


パレスチナに関心のある人や写真が好きな人はもちろん、忘れがちな“日常の彩”をあらためて感じたい人にもおススメ。会ったら、きっと好きになる。パレスチナの人びとと、その暮らし。


■興味のある方はコチラもぜひ!
高橋美香さんのブログ
パレスチナ・そこにある日常
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