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ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

出逢いのバトンタッチ。

先日、地元の方から「あいおい文庫で音楽やりたいんだけど」「あいおい文庫で読書会をやってみたいんだけど」との申し入れが立て続けにあった。
ここは福祉施設なので、「お年寄りのためにやってあげたい」という方は多いのだけれど、「自分たちのための活動がしたい」という方は少ない。だから、こういうカタチで利用したいと言ってもらえるのは、僕的にとってもウレシイ。「誰にとっても敷居の高くない気楽に利用できるスペース作り」というのが僕の想い(コンセプト)だから。

あいおい文庫の基本姿勢というのは、「使ってもらう」ことにある。「あいおいブックラボ」が生まれてもその姿勢は変わらない。いや、むしろ「あいおいブックラボ」が生まれたことで、よりその基本姿勢を色濃く出していかれたらいいと思っている。基本的なスタンスは一緒だと思うから。あいおい文庫は「場所」を提供する。あいおいブックラボは「仕組み」を提供する。どちらも「使ってもらう」というコンセンサスの基に誕生したのだ。この辺のことについて、古書現世の向井さんが「あいおいブックラボ」として以下のように要約して書いてくれているので少し引用してみたい。

『とにかく、「あいおいブックラボ」というのは、メンバーがやりたいことだけをやっていくものでは無いと思います。「場所」をつくるからこそ「ブックラボ」なんであって。主役が固定しない、誰でも(ある程度の制約があるにせよ)主役になれる場所を作らなければ意味がない。何かをやりたいが、自分ではできない。そんな人たちを応援していくものになってほしい。』(⇒古書現世

これは、あいおい文庫のコンセプトそのまんまだと思う。つまり、「あいおい文庫」という場所を使って何かアクションを起こしたいと考えていた僕のオモイを上手にカタチにしてくれたのが、向井さんであり、南陀楼さんであり、佃さんであり、「あいおいブックラボ」なのだ。ごちゃごちゃとメンドクサイことを書いてしまったけれど、言いたいことはたった一つ。それは、“アツイ想い”のある人に、あいおい文庫を使って主役になってもらいたいということ。「場所さえあれば、仕組みさえあれば、仲間さえいれば、やりたいことがやれるのに…」そんなあなたの気持ちを支えたい。まずはあなたのその想いが、「あいおい文庫」で本当に実現できるのかどうか一緒に考えてみるところからはじめてみませんか?

僕の本好きが高じて「あいおい文庫」が生まれ、どうせならその「本」を通してもっと楽しいことがしたいと思った。自分が楽しまなければ、周囲を楽しませることもできないと勝手に思ってつき進んだ。ポジティブ思考を押し売りするつもりはないけれど、自然に笑顔が生まれるような「元気のきっかけづくり」がしたくなったのだ。とかなんとかいいつつ、なんの術ももたぬまま地味な活動を続けるだけだった。でも転機が訪れた。それはブログの1ページ目にも書いたのだけれど、「本」というキーワードを通してたくさんの出逢いがあったことからはじまった。
ふぉっくす舎のNEGIさん(⇒ふぉっくす舎 NEGI のページ)に声をかけたことにはじまり… アニカの佃さん(⇒佃島ひとり書房 - 楽天ブログ)、古書現世の向井さん、南陀楼綾繁さん(⇒ナンダロウアヤシゲな日々)、VALUE BOOKSの清水さん(⇒book gift project -ブックギフトプロジェクト-)、応援してくれる「まちの人」たち、ブックラボのメンバー、その他たくさんの人たち…

ホントに、ホントに、たくさんの人たちとの「出逢い」があって今があるのだ。非力な自分がこうしてヒトツノカタチの上にいられるのは、この出逢いによって支えられているからなのだ。だから、今度はあなたに「出逢いのバトンタッチ」をしたい。あなたが次の「出逢い(きっかけ)」を掴む番なのです。

一緒に「オモイ」を「カタチ」にしませんか?