青さ、が眩しかったころ。
これはずいぶんと前に、どっぷり悩んで溶けそうだった大切な友人に宛てて書いたもの。読み返してみると恥ずかしいものだ。この時期の青さ、それはそれでよかったなあ。「いやなものは、いやだ」の百鬼園先生にだってこんな時代はあったのだから…。
『 好 き 』
愛は深くて広すぎて、きっと一生かかっても語りつくせないような気がする。
でも、「好き」っていう気持ちは、とっても身近で感じやすい。
たくさんの人を好きになって、たくさん元気が出て、たくさん前向きになれて、たくさん泣いて、たくさんの思い出ができる。
どんな「好き」でも、必ず自分のエネルギーになる。
泣いたっていいじゃん。
好きな人に出逢えて、「好き」っていう気持ちをもてて、たとえ一瞬でも生きる喜びを感じることができるのなら。
これから先、どれだけの「好き」が生まれるんだろう?
「好き」のエネルギーは、一瞬で人を変える。
「好き」に気づいた、その時から、人生は一転する。
それはマイナスなことでは絶対にない。
「好き」の唯一の欠点は、エネルギーのコントロールが難しいことかな?
コントロール不能でミスってしまうことはよくある話。
それでも、いいじゃん。
「好き」って思える人と出逢えたんなら。こんな幸せなことはないよ。感謝しなきゃ。
せっかくの「好き」で後悔しないように、後悔させないように、「好き」はとっても大切にしなくちゃいけない。
あなたが誰かを「好き」なように、同じくらいの「好き」をもっている別の誰かがいて、そんなあなたのことを「好き」な誰かもいる。
「好き」に正解も不正解もない。
大切なことは、「好き」になった自分も「好き」になること。
そうすれば、たくさんの「好き」を大切にできるから。