ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

カタツムリ。

重たい…
 そんな風に思ったことはなかったのに

薄くて儚い

  背中に乗せた僕の「大事」が

 とっても重たくて

先へ進むことも

立ち止まることさえも苦しくなる
これは降ろせるのかな?

 そんな風に思ってみても

それを置くところも

 置いた後に帰る場所さえも見つからない

キラキラと光って見える長い長い軌跡は

 僕が精一杯歩いた証

そんなものがいったい何になるの?

 どんなに焦ってみても

  僕はボクでしかないから 

やっぱりそれは それなりなんだよね

 よいしょ よいしょって

  これからも背中に「大事」を載せたまま

ゆっくり ゆっくり進んでいく

 つつかれても また目を出すし 

  時には 角だって

槍だって 出すんだよ

 また会いたいね

太陽が水滴に反射する

 青々としたあの場所で