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ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

酒中日記。

某月某日
連れ合いと末っ子を連れて鎌倉へ。
古本屋さんとお寺さんを中心にぶらぶらと歩く。
雰囲気のある路地に入ると、「こんなところに?」という雑貨屋さんが。そのすぐ近くには洒落た子ども服屋さんもあり、連れ合いは意気揚揚と入って行く。残されたぼくと末っ子は、その近辺をぶらぶら。すると小さな立ち呑み屋さんが目の前に現れた。
「ちょっと早いけど、まあ一杯くらいは…ね」
小脇に抱えた末っ子に話しかけながら、キンキンに冷えたビールを一気に呑む。
「プハーッ!最高にうまい☆」
末っ子も呑みたそうにぼくの腕の中でニコニコしているが、さすがにビールはちょっと早い。持ち歩いている水筒からおいしい水を注いで与える。
「プハーッ!」
うまそうに呑む末っ子。
なかなかいける口のようなので、末っ子のコップに水を注ぎ足してからぼくももう一杯注文する。
「プハーッ!」
二人で一気に呑み干す。
「親子でいける口だな」
カウンターの中からシワシワのおっちゃんがそう云うと、末っ子は世界一の笑顔で応える。
「じゃあ、もう一杯!」
調子にのってさらに注文した。
末っ子にウエハースのお菓子を与えてから、ぼくはググッと一気に飲み干した。
それにしても昼間っからこうやって外で呑む酒っていうのは、なんでこんなにうまいんだろう。
そんなことを考えながらお勘定を払って店を出る。
連れ合いのいる子ども服屋さんに戻ると、ちょうど支払いをしている最中。
ギリギリセーフ…
ぶらぶらと帰る途中に、本日最後の古本屋さんへ。
真っ先に向かったのは中公文庫の並ぶコーナー。
あった、あった。
手に取ると、すぐに帳場へ。
「酒中日記/吉行淳之介 編」を購入。

酒中日記 (中公文庫)

酒中日記 (中公文庫)

この本、すでに持っているのだけれど、どうしても帰りの電車で読みたくなったのだ。
喜び勇んで電車に乗ったはいいが、けっきょく3杯のビールが効いてしまい、眠りこけて1ページも読むことができませんでしたとさ。