ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

おめでとう。

連れ合いの誕生日をすっかり失念していた。
昨日も、一昨日も、先月も、夏だって、春だって、いつだって忘れたことなんてなかったのに、 言い訳じゃなくて本当に覚えていたのに、今日に限ってすっかり忘れていました。しかも忘れた挙句に近所の呑み屋で一杯ひっかけて帰るところだったよ。なんとなく虫が知らせたので呑むのはやめて帰ったのだけれど、あぶなかったなあ。でも、帰ってからも全然気がつかなくて、はっと気づいたときには時計の針が23:50を指していた。布団の中の君におちゃらけて「おめでとう!」なんて言っちゃって…ごめんね。

 
連れ合いのどこが好きなのかというと、どんだけ考えても嫌いなところが見つからないところ。ぜんぶが全部。出逢ったころから、ぼくのぜんぶが君だった。
悲しいときも、切ないときも、悔しいときも、苦しいときも、くよくよしているときも、弱ったときも、もちろん楽しいときも、いつも一緒にいてくれて、ありがとう。
かわいい子どもたち三人と巡り会えたこと、ありがとう。
ぼくのおばあちゃんを、自分のおばあちゃんのように好きでいてくれて、ありがとう。
最高のママに、ありがとう。
最高の妻に、ありがとう。
最高の笑顔に、ありがとう。
こうして出逢うことができて、
一緒に歩けて、
一緒に作れて、
いつも同じ風景を君と見ることができて、
ぼくは幸せです。
本当にありがとう。
来年も、再来年も、十年後も、二十年後も、ぼくがなくなってしまうまで、よろしくお願いします。
もしよろしければ来世でも…。


決してこれを読むことのない君へ、めいっぱいの愛をこめて。