ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

いざ鎌倉。

そこで買いたい本、というのがある。
新刊書を買う場合、ぼくは出来る限り地元の書店で本を買うようにしている。もしくは職場から程近い書店で買う。いくら待っても入ってこないような本のみ他所の書店で買う。しかし、例外はある。
先日の「はやま一箱古本市」で知り合った鎌倉の古本屋さん「ブックスモブロ」に行きたかったのだけれど、なかなかタイミングが合わず叶わなかった。そうこうしているうちに、港の人さんから待望の新刊「四月と十月文庫 装幀のなかの絵/有山達也 著(港の人)」が出版され、なんとなく勝手な因果関係を感じてしまい「よしっ!これは絶対にブックスモブロさんで買うぞ!」ということになった。
ところがそれからもなかなかタイミングが合わず、家から30分もかからないところにあるはずの鎌倉がどうにも遠い。天竺を目指す猿の御一行様ばりに障害が多く、寸前のとこでおあずけ…
そんなこんなの切ない毎日を過ごしたわけだけれど、今日、ようやく念願かなって鎌倉行が実現したのでした。いざ鎌倉!

ひさしぶりの江ノ電に心がはずむ。


やっとの思いで辿り着いたブックスモブロ。


これが欲しかった。四月と十月文庫「装幀のなかの絵」有山達也 著(港の人)


ここで美味しいフォカッチャとラスクを食べて。


たまたま見つけたステキなスコーン屋さんへ寄り道。


めちゃくちゃ美味しいスコーンに舌鼓。


いつもの古本屋さん、公文堂書店へ。


というわけで、待って、待って、待った分だけ、最高に幸せな一日を過ごしたのでした。