ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

ふじさわ古本さんぽ。

今年最後のお墓参り…ついでに、藤沢で古本さんぽ。
鎌倉には近いのでちょくちょく行く。藤沢だってもう少し足を延ばせばすぐなのだけれど、その「足を延ばせば」になんとなく躊躇って「またにしよう」と思ってしまう。藤沢は湘南地区で最も古本屋さんが密集する魅力的な街。もちろん行きたくないわけがない。だから藤沢へは、お墓参りというのっぴきならない事情を追風にして背中を押されるように足を運ぶことが多い。もうここ数年はそんなパターンが我が家の常識として家族みんなに定着している。


ぼくはお墓参りが好きなので、たぶん人よりお墓に行く回数は多いと思う。なので必然的に藤沢の古本屋さんに通う回数も増えるのだけれど、未だに行けてないお店が一軒だけあってぜひとも行きたいと常々思っている。
さあ、今日こそは湘南地区で唯一行ったことのない「古南文庫」さんへ行くぞ!と思っていたのだけれど、なんだかんだと時間を浪費するアクシデントが次々に巻き起こり、けっきょく今日も行くことができなかった。ここはちょっと離れた場所に位置するため、ゆとりを作らないとコースとしては回れないのだ。まあ、いつもたいていは子連れなので、こういう計画通りにいかないというのも計画のうちだったりするのだけれど…悔しい。
それでも、ずいぶんとガンバって何軒かは回ることができたので、今日の藤沢古本さんぽコースを歩いた順番に並べてみたい。



必ず寄りたい聖智文庫さん。



駅からすぐの太虚堂書店さん。



意外性のある湘南堂ブックサーカスさん。



おじさんが「いかにも」な雰囲気の光書房さん。



街の古本屋さん的な祥書房さん。



これは今日買った本。どれも300円以下というのが驚き。


この他にも途中で「ブ」に寄ったりしているので、こうして書き連ねてみると、お墓参りに行ったんだか古本屋巡りに行ったんだか、だんだん分からなくなってくる。でもまあとにかく、こうして本を身近に感じられる一日を家族で過ごせるというのは、本当に仕合せなことだなあと、つくづく思う。連れ合いと子どもたちがどう思っているのかは、あえて聞いていないのだけれども。