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ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

ちいさな街のつなぎの場。

 現在、REDY FORで「障がい者の就労・自立支援、つなぎの場として古本屋を開きたい!」と題したクラウドファンディングを開始しました。

https://readyfor.jp/projects/koshoshi-scrum

  ちょっと長くなるけれど、あいおい文庫にはじまり、東京ベンチを経て(ぜったい復活させる!)、ぼくのいまやろうとしていることについてまとめてみました。もし共感していただけるなら、ぜひ力を貸してください。

  いま、ぼくは就労継続支援B型事業所「古書肆スクラム」というところで所長をしている。ここでは、障がいのある方が自立した社会生活を営むことが出来るよう、就労機会の提供や生活面での支援、彼らの居場所づくりのための活動などを行っている。

  ぼくは特に立派な名目もないままにこの仕事をはじめたのだけれど、学生時代からの関わりを含めると、福祉と共に歩んでもう20年以上になる。この20年間で感じたことは、彼らの「生きづらさ=居場所のなさ」というもの。子育て中の親、高齢者、障がい者、仕事や社会生活に悩む若者、性の問題、貧困、その他様々な社会生活上の困難を抱えて生きる方たちにとって、周囲の理解の乏しさや風当たりは決して小さな問題ではない。小さな子どもを連れて出かけるお母さん、車椅子や歩行器を使って移動する方、障がいや病気などによって周囲とのコミュニケーションがうまく築けない方たちの多くが、心ない人たちの視線に臆し、行く先々で様々な不便や不安を抱えなくてはならないという社会的な困難さに直面している。このことは東京ベンチでも目の当たりにしていて、そのときの衝撃がいまにつながっているといってもいい。

  近年、盛んにバリアフリーが叫ばれているけれど、本当に必要なことは、道の段差を小さくする以上に(もちろんそれも大切なことだけれど)、「人の気付きと理解、そして差し延べられるリアルな手」なのだとおもう。

   ちいさくてもいいから、その生きづらさを少しずつでも変えていくことのできるような居場所をつくりたい。ここなら安心して足を運ぶことができる、ここからなら出発も再出発もできそう、そうおもってもらえるような、誰にとっても居心地のよい場所を街の中につくりたい。そんな場所の中で、人と人とが出会い、人とのつながりの中で気付いていく。その気付きこそが何かを理解し、じぶんに出来ることは何かと考えるための第一歩に変わっていくのではないだろうかと。

   いつもそうなのだけれど、現状の仕組みに甘んじた活動ではなく、もう一歩踏み込んだところでの「居場所づくり」というものを早急につくっていかなくては、どうにも変わらないとおもう。とくべつ奇抜なことがしたいというわけではないのだけれど、現状のままではどうしても窮屈になってしまうし、パンクしてしまう。だから、単に生きづらさを抱える人たちを一定のところだけで支えるという従来のスタイルではなく、本当の意味でのコミュニティとして、障がいのある人もない人も、貧富の差も越えて、老若男女だれもが街のなかで気付きあい、自然に手を差し延べられるような小さなつなぎの場というものをここでつくっていきたい。基本的には、東京ベンチでやろうとしていたことと、なんら変わりはないのだけれど。

 現在、REDYFORで「障がい者の就労・自立支援、つなぎの場として古本屋を開きたい!」と題したクラウドファンディングを開始しました。

詳細はコチラ⇒ https://readyfor.jp/projects/koshoshi-scrum

 「REDY FOR(クラウドファンディング)」とは、インターネットを介して不特定多数の個人から資金(支援金)を集めるサービスのことです。一気にものすごい額をお願いするというのではなく、できるだけ多くの方に共感していただき、小額な支援を少しずつ募ることで、大きな力に変えていくという仕組みです。

 支援金の募集期間内に、立てた目標金額を達成できなければ、せっかく支援金が集まっていても0円になってしまうという、オール・オア・ナッシングな仕組みです。(プロジェクト失敗の場合は、資金提供してくださった方のもとにお金は戻ります)

  今回、私たちは「障がい者の就労・自立支援、社会の中で生きにくさを抱える方たちをサポートする場所づくり」というプロジェクトを行い、30日間(4月29日11時で終了)で60万円以上集めなければ、プロジェクトが不成立として終わってしまいます。ぜひ、皆様にご支援・拡散していただけたら大変幸いです。

 ドラゴンボールの元気玉ではありませんが、皆様の元気を、ちょっとずつ私たちにわけてはいただけないでしょうか。そのちょっとずつが集まれば大きな元気となり、目の前の困難さをやっつけるための大きな力となります。
 まだ発展途上ですが、どうかよろしくお願い致します。力を貸してください!このプロジェクトの最終目標は、街のみんなにとってのサードプレイスとして、この場所が在りつづけることです。

支援ページ⇒ https://readyfor.jp/projects/koshoshi-scrum

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