ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

本を届ける。

おばあちゃんに本を届けた いつのまにか本が好きになっていたおばあちゃん なにをもっていこうか いっぺいちゃんの選んだ本ならなんでもいいよ うれしくなって 読みきれないほどの本を用意した ぽかぽかと天気がよいので一緒にさんぽにでる 車いすに乗って長…

一人じゃないということ。

あいおい文庫に届いた本は、すでに棚に並んでいる本とのバランスをみながら入れ替えている。この作業をしていると、「へえ」とか「ほう」とか小さく声を出しながら、まったく読んだことのない初対面の本ばかりに出逢える面白さで心おどる。もちろん書店へ行…

乱暴者がきた日。

乱暴者がはげしく雨戸をうち鳴らす。 ぐおおん ぐおおん びゆゆゆん びゆゆゆん ざざざあん ざざざあん がたがたがたあん がたがたがたあん 小さなぼくは、じっとまるくなってただ過ぎていくのをまつ。 乱暴者はおおいばり。 ぐおおん ぐおおん びゆゆゆん …

好きなものは好き。

敬愛する書き手について話をしていたら、なんでそんなに好きなのかと訊かれた。なんで?好きなものは好きなわけだし、なんでっていわれてもなあ。でも、なんでだろう…。 たいていのイヤなことや辛いことは、ビーチガラスのように時間と共に磨かれて丸くなる…

夏の終わりの手廻しオルガン。

あいおい文庫を利用しての「夏のイベント3連発」が終わり、ぼくにとっての夏も終わった。もともとイベントみたいなことは苦手なタイプなので、身も心もしんなりと疲れた。本を読んだり、ブログを書いたり、日記をつけたりすることさえも中途半端になってし…

曇天の日も古本散歩。

降りそうで降らなかったので、近所の古本屋まで散歩に出かけた。これまでの経験上、こういう日は掘出し物に出逢うことが多い。さて、お店は開いているだろうか。 表の均一台が見えなかったので一瞬ギクリとしたが、こんな天気なので店の中に入れてあるだけだ…