2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日から一泊だけして、おばあちゃんは帰っていった。 おばあちゃんと孫の一般的な関係の在り方というものがどんなものなのかよく分らないのだけれど、ぼくがおばあちゃん子であることを差し引いても、かなり特殊な関係にぼくらはあると思う。単純なルーツと…
むかし、ぼくは客のいない喫茶店を選んでよく通っていた。 客がいないというだけで、安くて不味いコーヒーがひどくうまく感じられた。よくわかりもしないのにJAZZを聴いたり、誰にも邪魔されず読書に集中できるのがよかった。そんな喫茶店の定位置で、買った…
三日くらい前から、佐藤泰志を読み返している。 周期的に読み返している作家、とつぜん思い出して読みたくなる作家というのがいる。べつにそうと決めているわけではないのだけれど、気がつくと何人かの作家がぼくの傍らにはいつもいる。ぼくは熱心ないわゆる…
無性に本が読みたくて、読みたくて、読みたくて、むむむむむ…という時がちょいちょいある。むやみやたらに読みたいからといって、むやみやたらになんでもいいというわけでもなく、溢れかえる本の前であれでもないこれでもないとチマナコになって悪戦苦闘した…
先日、職場で受けた定期健康診断の結果が返ってきた。赤字の数値が目立つ健康診断書の中の「総評」という欄を見て、おもわず椅子から転げ落ちそうになった。AからFまでの6段階評価で「E」とある。Eというのはどういう意味だろう?なんのメタファー?な…
あっという間に4月である。欠伸をしている間にもう4月。ついこの間まで蕾だった桜がもう咲いていて、しかも満開になっている。こんな調子でどんどん月日は流れていくのだから、きっと残りの人生だってあっという間なのかもしれない。じゃあ何か特別なこと…