ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

夕方の三十分。

うちの子どもたち、上から2年生、1年生、2歳半になる。このくらいになると、だいぶん生意気なことをいう。そろいもそろって生意気なことをいう。あんまり生意気なので、生意気いうなと叱る。歯向かってはくるものの、けっきょく大泣きすることになる。そ…

スモーキー・マウンテン。

子どもに何かを伝えるというのはとても難しい。十分に気をつけていないと、親の価値観によって事実が歪曲して伝わったり、ものの見方が偏って伝わってしまうということもあるだろう。たとえば、それがよいことなのか悪いことなのかよくわからないのだけれど…

救いのない物語。

夜を徹して本を読んだ。ほんとうに久しぶりのこと。眠れない夜に読んだり、彼は誰時に目覚めて読んだり、そうして迎えざるを得ない夜に読むことはあるけれど、ページを繰る手が止まらない夜というのはここのところずっとなかった。明日があるから、そんなふ…

棚に色をつける。

あいおい文庫の棚に、少しずつ色をつけはじめた。といっても棚にペンキを塗っているわけではなく、あいおい文庫らしい棚をつくるために、本を選んで並べ方を変えることにしたのだ。仕事の合間を縫ってのひとり仕事なので、ほんとうに少しずつなのだけれど、…

野球観戦。

きのう、数ヶ月ぶりに神宮球場までナイターを観に行った。 球場に足を運べば何かが変わるようなそんな期待も込めていったのだけれど、結果的には何も変わっていないし、何かを得たという実感もない。けれども、球場で野球を観るというのはやっぱりいいものだ…

イップス。

イップスという言葉を、ついさっきネットで知った。これは精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼす運動障害のことをいうらしい。集中すべき場面でプレッシャーにより極度な緊張が生じ、普段なら何も…

ライスカレー。

昨日がカレーだったので、きっと今晩もカレーライスだ。もしくはカレーうどん。わが家ではカレーはつづくものと相場が決まっている。他のメニューであれば文句を云いたくなるところだけれど、カレーなら許せてしまう。そして決まって二日目のカレーのほうが…

ファスナー。

ミスチルの歌にもあるけれど、ウルトラマンのそれのように、ひとの背中にはファスナーが付いていて、どこか奥のほうで見たり感じたりしているもう一人の自分がいるんじゃないかと、ずっとおもっていた。 子どものころ、情意作用というのは自分とそのなかに住…

婆さん子。

おとついの息子の入学式をきっかけに、子どもの成長のことなどをあれこれ考えていたら、ふと川崎長太郎の随筆を思い出し、心の隅っこのほうに引っかかっていた一文がどこかにあったはずだと探しはじめた。それがなんだったのか思い出せないまま盲滅法に探し…

節目のだいじ。

今日は長男の入学式。いまだに寝小便はたれるし、すぐにグズグズ泣くし、甘えん坊だしで、年がら年中お小言をもらっている彼も、もう一年生である。 子をもつようになると、こういった節目節目が妙にうれしい。自分の時はめんどうだとしかおもったことがなか…

生活のたしなみ。

性格は顔に出る、生活は体型に出る、本音は仕草に出る、感情は声に出る、センスは服に出る、美意識は爪に出る、清潔感は髪に出る、落ち着きのなさは足に出る。 だれが考えたのだか知らないけれど、これは言い得て妙だなあとおもう。ふと気をゆるめた隙に、内…

心の鍛え方。

たいてい週末は家族と一緒に近所のスーパーマーケットへ行く。ここには大きめの書店が入っているので、買い物の前か後にはそこで本を立ち読みすることが多い、というかそのために行くようなところもある。今日もそこで気になる本を見つけ、しばし時間を忘れ…