ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

福原希己江さんのライブ。

2012年3月25日
これで3回目となる、あいおい古本まつり。最終日の取りを飾ったのは、大好きな福原希己江さんのライブ。本当によかった。おもいきってお声かけしてよかった。めちゃくちゃよかった。お客さんからも、あいおいに住んでいるおばあちゃんたちからも、たくさんの「ありがとう」をいただいた。さらには福原さんとCayskeさん(Your Last Chicken)からも「ありがとう」をもらっちゃって…。こちらこそ「ありがとう」なのにあべこべだ。そんな、みんなの「ありがとう」が集まった福原さんのライブは、イベントの最後を飾るのにぴったりな最高の時間となった。

福原さんとCayskeさんのうたごえに、自然と口ずさんだおばあちゃんたちの声が重なった瞬間、泪が溢れてきた。ここにアップした映像ではとても伝えきれないのだけれど、とてもやわらかなやさしい一体感がこの日のライブには確かにあって、こころがふるえた。音楽のチカラが直接的に発揮される時間、伝える側と受け取る側が一つになって感じあえる時間、きっとそういうもののすべてがライブなのであり、記録では決して感じることのできない特別な時間なのだろうと思う。そんな特別な時間を、ここ「あいおい文庫」で迎えることができ、またそういう特別な場所になりえたことに深く深く感謝。

福原さん、Cayskeさん、そしてたくさんのお客さんたちに、心から感謝です。多謝。


*この映像は本人許可済みです。

『できること』

思い出をわすれたいなら
さあ あたしが
ケシゴムで消してあげるわ
安心して
おやすみなさい


凍えるような 寒い朝も
ゆれる・・ 大地も
からだに刻まれた記憶が
あなたを強くするのでしょう・・


やがては 土に
かえるとわかっていても
この 気持ちは
どうしたら
どうしたらいいの・・


あたしの うたはなんにも
力(ちから)なんてないけど
あなたの心を すこしだけ
なでる くらいならできるかも・・


思い出をわすれたいなら
さあ あたしが
ケシゴムで消してあげるから・・
安心して
おやすみなさい・・