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ハチドリのとまる場所。

大好きな本のこととか日々の考えなど、あれこれ。

あの頃。

薄暗い毎日にも、だいぶん慣れてきた。 いや、むしろ今の薄暗い毎日のほうが心地好いとさえ感じる。 雑誌のコラムなどを読んでいても、3・11以降の暗い生活について書かれたものはかなり多い。人生の先輩方は、この暗さが懐かしいらしい。ぼくの物心がつ…

こわい話。

昨日、ものすごく怖い思いをした。心の底から怖かった。しばらくの間、小さく震え続けたくらい怖かった。どんなに怖いかというと… 仕事帰り、いつものように電車に乗った。座席がいっぱいだったので、ぼくは吊り革を掴んで立ったまま本を読みはじめた。 次の…

「看取る」ということ。

これは、一年くらい前に「相生の里」で暮らしていたおばあちゃんと、ここで働くぼくたちスタッフのやり取りを、読みものとしてまとめたものです。 施設で暮らすということ、人が最期を迎えるということ、家族が看取るということ、そんなことを意識しながら書…

至福のとき。

僕にとっての「至福のとき」とは、「本を読む」そのときだ。 楽しいことや好きなことはいっぱいある。 子どもとの時間、妻と二人きりの時間、友人や仲間との時間、呑み会をしているとき、ひとりで呑んでいるとき、仕事が絶好調に捗っているとき、野球をして…

本と酒と僕。

先日、深川の「しまぶっく」さんでリトルプレス『本と酒と俺』を買った。山田稔さんの本を持ってレジに立った時に見つけ、衝動的に手に取った。でも、本も酒も好きな僕にとっては衝動買いというよりは必然的な買い物だったといえる。2010年10月発行とあるの…

辞書のはなし。

先日、あいおい文庫に「広辞苑」の寄贈がありまして…今回は「辞書」のはなし。 僕は、『角川 国語辞典』(昭和44年初版)を長らく愛用している。 コイツは辞書ながらも凛としていて、「黒っぽい本」としての貫禄までもち合わせている。なぜか「日本文学史…